平和と和解のシンボル:長崎に新しい鐘を

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米国のカトリック信者が長崎の原爆被災聖堂のために寄贈した新しい鐘が木曜日、メディアに公開された。これは1945年に破壊されたオリジナルの銅鐘を忠実に再現したもので、原爆投下80周年を記念して浦上天主堂の塔に設置される。
 
中村通明長崎大司教は、「将来、この新しい鐘の音が鳴り響くことは、カトリック信者だけでなく、長崎やアメリカにとっても大きな意味を持つことになると思います。この鐘が世界平和を実現するための希望の源となることを願っています" と語った。
 
原爆開発に携わった医師の孫で、このプロジェクトの推進者であるジェームス・ノーラン・ジュニア氏は、「浦上が80年間失っていた音を取り戻す手助けができることを光栄に思う」と語った。
 
鐘は8月9日午前11時2分、80年前の原爆が炸裂した瞬間に初めて鳴らされる。